無視できない紫外線の作用

 呼吸器疾患では、本療法の可視光線と近赤外線が大切な働きをするが、あわせて紫外線の作用も無視できない。

紫外線には赤血球の酸素運搬能に重要な役割を果たす物質を増加させる働きがある。また、紫外線により皮膚で産生されたビタミンDは、免疫能を調節して、感染症の治療や予防に関与し、さらに生体アレルギー反応や自己免疫異常の是正にも寄与することになる。なお、呼吸器疾患では、日常、冷たい食物や水分のとりすぎに注意することも、光線治療の効果を高めるために必要な心がけである。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

コラム光線療法呼吸器の病気喘息・慢性気管支炎・呼吸障害・肺炎