循環器系の病気は、骨ももろくなる
たとえば、下肢の動脈が動脈硬化を起こすと末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症・下肢静脈瘤など)になり、また心臓の筋肉を養う冠状動脈が動脈硬化でもろくなったり、カルシウム沈着により血管の内腔が細くなると、狭心症、心筋梗塞などの心疾患を引き起こすリスクファクター(危険因子)となる。
日光不足やビタミンD・カルシウム不足が続くと、骨からカルシウムが溶け出して、血液中のカルシウム濃度を保つように働くことになり、結果として血中カルシウム濃度が上がる。そして、長い間には骨のカルシウムが減少して、骨がスカスカの状態になる骨粗鬆症になってしまうのである。
したがって、高血圧、末梢血管疾患、心疾患など循環器の病気になる人は、骨も脆いということになる。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著