心内膜床欠損症術後も安定、卵巣のう腫も改善

【治験症例 3】

心内膜床欠損症、卵巣のう腫

34歳・女性・主婦

◆症状の経過

 6歳時、心内膜床欠損症と診断されたが、とくに症状はなく、経過観察となった。18歳時、肩こりがひどいので、親戚の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療 1

 治療用カーボンは3000-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)・肩甲骨間部⑫・後頭部③(以上1号集光器使用)を各10分間、左右咽喉部④(2号集光器使用)を5分間照射。

◆治療の経過 1

 2年間くらいは自宅治療を続け、肩こりも楽になったので、その後はほとんど治療しなかった。34歳のとき、心内膜床欠損症の弁形成術を受け、担当医から風邪を引かないように注意を受けた。また、卵巣のう腫(3.8×4.5cm)も指摘されたので心配になり、再び光線治療を利用しようと、当所を再診した。

◆光線治療 2

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・左右下腹部㉓㉔を各10分間、腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑥以上集光器使用せず、㉓㉔③以上1号集光器使用。

◆治療の経過 2

 足の冷えが改善し、肩こりや首すじのしこりが楽になった。1年後の婦人科検診で卵巣のう腫(1.7×2.5cm)の縮小が判明した。その後も光線治療を続け、治療5年後(39歳)の現在、卵巣のう腫はなくなり、風邪も引かず、元気に生活している。光線治療を中断すると足が冷えるので、心臓病の悪化予防を兼ねて治療を続けている。

◆コメント

 心内膜床、心房中隔、心室中隔の癒合不全を総称して心内膜床欠損症という。心臓の先天性奇形で、軽症例から重症例まである。本治験例は比較的軽症で、光線治療によって、血行動態は良好となり、症状の悪化は見られない。卵巣のう腫にも大変よい結果が見られた。

●血圧(mmHg)

112/71(初診時)→ 107/57(35歳時)→ 118/65(37歳時)→ 120/67(39歳時)

●足裏温(℃)

右:30.2(初診時)→ 33.2(35歳時)→ 31.5(37歳時)→ 32.1(39歳時)

左:30.5(初診時)→ 33.5(35歳時)→ 31.7(37歳時)→ 32.4(39歳時)

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

中央林間うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 大和市中央林間で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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