光線療法で狭心症による息苦しさが改善した

 奈良県/74歳・女性・主婦

 74歳の女性です。夏の炎天下の中、庭仕事をやりすぎて、疲労感が強く出ました。息苦しさもあり、かかりつけの病院で受けた心電図等の検査で、「狭心症を起こしている」と言われました。10年ほど前にも、一度狭心症を起こしているので、日ごろから注意していたのですが、庭仕事をやりすぎてしまったようです。

 病院で出た薬を服用していましたが、一日中外出した日や、家事をやりすぎた日は、床につくと背中に震えが起こり、寝つきが悪くなりました。睡眠中もふるえで眼ざまることがたびたびありました。右手にしびれがあり、力が入らず、タオルを絞りづらくなりました。

 以前、便秘や坐骨神経痛を患ったとき、光線療法を行ってよくなった経験があり、狭心症にも効果があるだろうと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談させていただき、次のように照射方法を指導されました。

 治療用カーボンは3000-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥各10分間、腹部⑤(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)・左右咽喉部④(2号集光器使用)各5分間照射。

 病院の薬と、光線療法を併用して行いました。

 照射1ヵ月後には、疲労感、息苦しさが少なくなり、狭心症の発作回数が少なくなりました。 

 照射2ヵ月後、階段や坂道もゆっくりなら、疲労感や息切れもあまりなく上れるようになりました。

 光線照射3ヵ月後、長く歩いても、疲労感、息苦しさがまったくなくなりました。右手のしびれもよくなり、書きづらかった字もスラスラと書けるようになりました。しびれがなくなったので、手習いの水彩画も上達し、展覧会にも出品できました。病院の担当医からも「心臓の経過が思ったよりはるかによい。大変優等生ですよ」と言われています。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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