強い三叉神経痛と膝痛が光線治療で改善する

 東京都/62歳・女性・主婦

 1年ほど前、家庭内でさまざまな問題が続き、体調を崩してしまいました。右のこめかみを中心に頭の奥の方まで痛み出し、痛みは日増しに強くなってきました。右の奥歯で物を噛むと痛みが強くなるため、食事も噛まずに飲み込む状態で、胃を悪くして体重もずいぶん減りました。また、顔面に触れるだけでもピリッと痛みが出て、洗顔も歯磨きも思うようにはできません。

 さすがに病院嫌いの私も困り果てて、病院を受診したところ、三叉神経痛と診断され、痛み止めの薬を処方されました。しかし、右側を下にして寝ると強い痛みが出て、寝返りの都度眼が覚めてしまい、常習的な寝不足の状態が続きました。

 また、私は20年ほど前から膝痛があり、とくに左膝の痛みが強く、普通に歩くことも難儀でした。ここ数年、痛みが強くなり、とくに階段の昇り降り、立ったり座ったりなど、膝を屈伸する動作がつらい状態でした。大変困っていたところ、光線療法を知っておられた習い事の先生にご紹介いただき、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 治療用カーボンは3002-4008番を使い、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥以上集光器使用せず、左膝部・後頭部③各は1号集光器を使用、顔の右側部、右こめかみ部㊲は2号集光器を使用して治療を行いました。

 照射時間は⑦②左膝部㊲は各10~15分間、ほかの部分は各10分間で治療しました。貴所で治療を受けた帰路、何となく足どりが軽く感じられました。 

 早速、帰宅後に治療器を求め、自宅で照射を始めたところ、三叉神経痛による顔の痛みが軽くなり、家事をしやすくなりました。初めのうちは、まだ食べ物を噛むときや、歯磨き時には痛みが少し残っていました。照射2週間後には、顔の痛みが半分になり、やわらかいものなら普通に噛めるようになりました。

 照射3週間後、顔の痛みが改善し、歯磨きも洗顔も支障がなく行えました。食事をとるのも楽になり、硬いものもの噛めるようになりました。また、ひどかった頭痛もすっかり改善し、ピリピリしていた小鼻部も、強く触れなければ痛まなくなりました。

 左膝の痛みも軽くなり、階段の昇降、立ち座りの痛みも少なくなりました。照射1ヵ月半後には、小鼻部の違和感は少し残るものの、ほぼ完治の状態となりました。膝の痛みもなくなり、いまでは続けて1時間以上歩けるようになりました。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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