脳出血後遺症の麻痺が9ヵ月で回復
【治験症例 7】
脳出血後遺症
62歳・女性・主婦
◆症状の経過
61歳のときに、脳出血後遺症(左半身麻痺)のために入院治療を受けた。その後リハビリテーションのために温泉病院に転院した。しかし、左半身の動きが悪く、足にジワジワしたしびれもあり、友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥・左肩部⑨・左後肘部㉟・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑥⑤以上集光器使用せず、⑨㉟③は1号集光器使用。
◆治療の経過
自宅での光線治療を毎日行った。治療開始後3ヵ月で左腕の挙上(自力で腕を挙げる)が可能となり、治療9ヵ月で左肩と左腕をほぼ正常に動かせるようになった。左手先の動きもさらによくなり、左足のしびれも徐々に軽減した。2年間の光線治療で左半身のしびれはほとんど感じなくなるまでに回復した。
治療6年後の現在、左半身の動きは正常だが、冷えると足のしびれが起こるため、光線治療は継続している。
握力は治療前には右手18kg、左手2kgであったが、治療6年後の現在では右手22kg、左手20kgと大幅に改善している。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著