主婦湿疹のかゆみ、ひび割れが完治
【治験症例 4】
主婦湿疹
71歳・女性・主婦
◆症状の経過
55歳のとき、膝痛、腰痛を治療するため、友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、光線治療を始めた。
60歳ごろから、手に湿疹が見られるようになり、皮膚科で主婦湿疹と診断された。塗り薬による治療を受けていたが、何度も再発を繰り返すため、当所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-3007番、3000-3002番、3001-3002番などの組み合わせを使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥各10分間、腹部⑤(以上集光器使用せず)5分間、右手表裏(1号集光器使用)各10~20分間照射。
◆治療の経過
湿疹は保湿のためにワセリンを塗りながら、自宅で光線治療を続けた。治療初期はかゆみ、ひび割れを繰り返しながらも少しずつ改善し、治療1ヵ月で完治した。
その後、湿疹は冬季に多少出ることがあったが、以前のように悪化することはなかった。
71歳の現在では、治療用カーボン3000-5000番を使用して、体調維持・管理のために光線治療を続けている。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著