下肢の痛みとむくみがわずか1週間でとれた
千葉県/61歳・女性・主婦
数年前から健康管理のために、光線療法を行ってきました。貴光線研究所で発行している機関紙『光線研究』を光線照射の参考に役立てています。
最近、慢性の腰痛に悩まされ、とくに起床時や前屈みになったときには、痛みのために上半身を両手で支えて、しばらくじっとしていなければならないほどでした。
整形外科で検査を受けたところ、「腰椎1番目と2番目の間にある椎間板が出ていて、神経にさわって痛みが出ている」と診断されました。痛み止めと湿布薬を処方され、牽引と低周波治療に通うように言われ、1ヵ月ほど通院しました。
しかし痛みは治まらず、かえって痛みが強く感じられるようになりました。加えて下肢にむくみが出て、左膝がはれて水がたまり、歩行もつらくなってきました。整形外科で1週間に1回、膝の水を抜きましたが、水を抜いたあともかえって痛みが強くなってしまう状態でした。
光線療法の指導書を参考に、家で治療用カーボンは3001-400番の組み合わせを使用し、光線照射を行いました。2週間ほどで痛みは半減しましたが、むくみのほうはなかなかとれませんでした。
ちょうどそのころ、貴所(光線研究所付属診療所)の『光線研究』紙が送られてきてました。その中に、下肢の血行障害が1000-4001番の組み合わせでよくなった記事が掲載されていました。私にはこの組み合わせだと思い、早速1000番と4001番を求め、光線照射を始めました。
1000-4001番の治療用カーボンを使用して、両足裏部⑦・両足首部①・腓腹筋部㉙・両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)・左膝部(1号集光器使用)を各10分間、後大腿部㉚・腹部⑤(以上集光器使用せず)を各5分間照射しました。
照射中は以前用いた3001-4008番より、からだの中まで光線がしみ通ってくる感じがして、「よく効いているなあ」という感じと、「治療用カーボンの種類によって、こんなに違いがあるんだ」という実感を持ちました。
新しい組み合わせで1週間光線照射を続けたところ、下肢のむくみと膝痛が不思議なくらいなくなり、急に楽になりました。1ヵ月くらい夜も眠れないほどの痛みに苦しんだのが、いまでは嘘のようです。
それから1ヵ月経ちましたが、もちろん再発はありません。光線療法には感謝感激です。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著