手根管症候群の手のしびれが消退
【治験症例 2】
手根管症候群
63歳・女性・清掃員/身長151cm・体重57kg
◆症状の経過
60歳前後から、仕事でよく手を使うせいか、左手指の第1指から第4指にかけてしびれが出てきた。その後、右手指もしびれてきた。
近くの病院を受診したところ、手根管症候群と診断された。局所麻酔を受けたが効果がなく、あとは手術のみと言われたので、通院を中止した。
63歳のとき、知人より光線療法のことを聞き、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
自宅で光線治療を始めた。手首にも痛みがあったが、治療1ヵ月ほどで軽減した。手指のしびれの方は、仕事の忙しさや寒さなどで強くなることもあったが、光線治療を続けていると、しびれはひどくならなかった。
その後1年、2年目としだいにしびれは軽減し、治療3年目にはほとんど手指のしびれは消退した。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著