長年苦しんだ慢性腰痛が消退

【治験症例 7】

  腰痛

  73歳・男性・造園業/身長167cm・体重70kg

◆症状の経過

 もう数十年も前から、慢性的な腰痛で苦しんできた。半年ほど前に。腰から左臀部にかけて痛みが増強し、造園の仕事ができなくなった。整形外科で手術を勧められたが、手術を拒み鍼灸治療や整体治療を受けていた。

 光線治療は、腰痛の症状が悪化してから、親戚の紹介で治療器を購入した。最初は3000-5000番の治療用カーボンで患部の腰部⑥、左臀部⑭のみ各10分間照射していたが、症状の軽減は見られなかった。 

 紹介者の勧めで当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・後大腿部㉚・腰部⑥、左臀部⑭、腰上部各10分間、両膝部②・腹部⑤・後頭部③各5分間照射した。⑦㉚⑥②⑤以上集光器使用せず、⑭③腰上部以上1号集光器使用。

◆治療の経過

 治療前は40~50m歩くのがやっとの状態だったのが、当所で治療を受けたあと、自宅に帰って寝るまでの間、腰痛をほとんど感じなかった。

 それ以後、当所(光線研究所付属診療所)の処方どおりの光線治療を毎日続け、治療1ヵ月後には、痛みで夜間に目覚めることがなくなった。痛みは順調に軽減し、6ヵ月後には長年苦しんだ腰痛が消退し、造園の仕事に復帰できた。

 また、10年前より糖尿病があり、食事療法を行ってもHbA1cが6.8~7.0%であったが、光線治療開始6ヵ月後には6.3%まで下がり、主治医にも驚かれている。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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