不整脈(脈の乱れ) 2
【治験例 1】
■不整脈(期外収縮)
◆59歳/女性
◆症状の経過:姑や夫の看護が長年続きその疲れから、数年前より心臓が一時的に止まるような感じがあった。動悸もみられるようになったため、専門医の診察を受けたところ心臓の期外収縮と診断された。安定剤の投与を受けていたが症状が改善せず、足の冷えや息切れ、肩や背のこりが続き当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療:3000-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両足首部、両膝部各10分間、腰部5分間(以上集光器使用せず)、肩甲骨間部(1号集光器使用)10分間照射。
◆治療経過:治療1ヵ月半頃よりからだが温かくなり、よく眠れるようになった。治療3ヵ月後には肩や背中のこりも軽くなり、心臓の止まる感じの期外収縮もなくなってきた。その後2年間光線治療を続けており、体調は良好で期外収縮の症状はでていない。
【治験例 2】
■不整脈(心房細動)
◆61歳/女性
◆症状の経過:55歳より事務のパートを始めてから、心房細動がみられるようになり病院で治療を受けていた。しかし、立ちくらみや冷汗、からだが硬くなる症状がみられたため、友人の紹介で当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療:5002-5002番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両足首部、両膝部各10分間、 左肩甲骨下部 、左右咽喉部照射。腰部5分間(以上集光器使用せず)、肩甲骨間部(1号集光器使用)10分間照射。照射時間は、両足裏部、両足首部、両膝部各10分間、左右咽喉部各5分間。
◆治療経過:心房細動は寝不足のときや寒い時期によくみられていたが、光線治療により睡眠が良好になると同時に、心房細動の発作が少なくなり、胸部の不快感もなくなってきた。治療開始から2年3ヵ月経過したが、発作はほとんどみられない。
【治験例 3】
■動悸・息切れ
◆39歳/男性
◆症状の経過:38歳頃から時々動悸があり、その回数が多くなった。時に意識が数秒間遠のく感じもあり病院を受診し入院した。完全房室ブロックと診断され人工ペースメーカー植え込みを受けた。退院後は服薬していたが、動悸や息切れがあり、当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療:3000-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両足首部、両膝部各10分間、 肩甲骨間部 、左右咽喉部照射。照射時間は、両足裏部、両足首部、肩甲骨間部各10分間、両足首部、左右咽喉部各5分間。
◆治療経過:自宅で治療を行い4年経過した。光線治療により疲労感が少なくなって、からだは常に温かく、仕事の時の動機や息切れもなくな経過は順調である。病院には定期的に通院している。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著