更年期の過ごし方
更年期は、女性であればだれもが経験する人生の節目といえます。この時期の不定愁訴は、程度の差こそあれ多くの方が経験しています。しかし、中にはたいした症状も訴えず快適に生活を送っている方もいます。少しのことでくよくよせず、前向きな明るい性格の人は多いようです。更年期障害は生命を脅かすものでないので大らか気持ちで向き合うことが大切です。水泳、テニス、ダンス、エアロビクスなどのスポーツをしたり、お茶、お花などの趣味のサークル、ボランティア活動、またカルチャーセンターに通うなど積極的に生活を楽しもうという姿勢があれば、更年期障害による苦痛を和らげられます。家族の理解あるあたたかな接し方も重要です。規則正しい生活を行い疲れをためず、バランスのよい食事、そして自宅でできる可視総合光線療法によるからだのメンテナンスに心がけ、この時期を第2の人生のスタートとしたいものです。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著