前立腺肥大症 3
【治験例 3】
■前立腺肥大症
◆65歳/男性
◆症状の経過:3~4年前より尿の出が悪く残尿感も強く、排尿に勢いがなくなった。日中の頻尿と夜間尿も3~4回あり、前立腺肥大症と診断された。友人の紹介により当診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、通院治療を開始した。
◆光線治療:1000-3002番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部、腰部、左右下腹部、後頭部、左右咽喉部、前立腺部照射。両足裏部、前立腺部は各10分間、それ以外は各5分間照射。
◆治療経過:光線治療開始1ヵ月後、排尿の勢いがよくなり、トイレに行く間隔も長くなった。また、排尿後の残尿感もあまり感じなくなった。治療2ヵ月後には、残尿感が全くなくなり、排尿の勢いもさらによくなった。夜間尿が0~1回に減り、熟睡できるようになりからだが楽になった。
【治験例 4】
■前立腺肥大症
◆82歳/男性
◆症状の経過:2~3年前より、頻尿と残尿感が強くなり、病院検査で前立腺肥大症と診断された。排尿はほぼ1時間おきで外出も困難であった。夜間尿は4~5回あり、足の冷えが強く、不眠でも悩んでいた。娘の紹介で当診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、自宅治療を開始した。
◆光線治療:1000-3002番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部、腹部、腰部、後頭部、前立腺部照射。両足裏部、腹部、前立腺部は各10分間、それ以外は各5分間照射。
◆治療経過:光線治療開始1ヵ月後、排尿が楽になり、足の冷えも緩和してきた。治療3ヵ月後には、排尿後の残尿感がなくなり、排尿の切れもよくなった。日中の排尿間隔が2~3時間おきになり外出ができるようになった。夜間尿が1回に減り、熟睡できるようになった。血圧も下がり血行が改善している。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著