難聴 2

【治験例 1】

■難聴

◆77歳/女性

◆症状の経過:60歳のころより膝や腰の痛みがあり、膝腰の変形性関節症と診断されていた。70歳より慢性肝炎となりそれぞれ治療を受けていた。最近難聴、耳鳴り、不眠症もあり光線研究所付属診療所を受診をした。

◆光線治療:3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部各10分間、腹部5分間、腰部10分間(以上集光器使用せず)、肝臓部(2号集光器使用)、背正中部(1号集光器使用)5分間照射。3002-5000番で右耳部、右乳様突起部(以上2号集光器使用)各10分間照射。

◆治療の経過:光線治療でよく眠れ、疲労回復が早く元気が出た。半年間の治療でふらつきも少なく歩行が楽になり、難聴と耳鳴りも改善した。また、数年来の肝機能値の異常が正常値まで下がった。難聴は治療のたびに改善するのがわかった。

【治験例 2】

■突発性難聴

◆52歳/女性

◆症状の経過:耳の既往歴はなかったが、約1ヵ月前に突然右耳の難聴が起こった。耳鼻科を受診したところ突発性難聴と診断された。耳鼻科で点滴とステロイド剤の治療を受け、症状は幾分回復したが、完治には至らなかった。さらに症状の改善を求めて光線研究所付属診療所を受診を受診した。同診療所での初診時の所見は、右耳の難聴と耳鳴りが主な症状で、その他の自覚症状はなかった。

◆光線治療:3002-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両足首、両膝部(以上集光器使用せず)、左耳部、右耳部、右乳様突起部(以上2号集光器使用)各10分間照射。

◆治療の経過:光線治療で開始2ヵ月目で、右耳の聴力がやや好転した。しかし、耳鳴りはまだ続いていた。治療4ヵ月後には耳鳴りも楽になり、右耳の聴力はさらに改善し不自由のない状態となった。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

突発性難聴の多くは肝胆の火

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

症例耳・鼻・のどの病気