突発性難聴が治る

 大阪府大阪市/61歳/男性

 10月頃、突然右の耳が聞こえなくなり低温のブーンという唸り音で耳鳴りが起こりました。総合病院の検査では、中耳も内耳も機能異常なく、神経の変調による突発性難聴との診断で、もう手遅れで治らないといわれ、たいへんショックを受けました。

 私は、7歳のとき中耳炎にかかり、左耳は全く聞こえません。右耳だけが頼りで何とか治したいと思い、光線治療を開始しました。治療用カーボン3002-5000番を使用し、両足裏部、両足首部、両膝、後頭部、左耳、右耳、左右咽喉部各5分ずつ照射しました。翌朝目覚めると、耳鳴りは小さくなり聞こえもよくなり、すぐによくなるのではうれしくなりました。ところが、光線治療にからだの方が慣れたのか3日ほどすると、耳鳴りは大きくなり、聞こえも悪くなってしまいました。その後、照射時間を両足裏部10分間、両膝部、腹部、腰部、肩甲間部各5分間、頚椎下部10分間、左右咽喉部各5分間、左右耳部各10分間に変更して治療を続けました。治療後は耳鳴りもほとんど消え、耳の中がボァーとする感じや耳の奥のほうの痛みも消えました。この治療法にしてから朝まで熟視でき、耳鳴りはほとんど気にならなくなりました。聴力も少しずつ回復していくのが実感できました。

 1ヵ月間毎日治療を続け耳鳴りが全くなくなったので、総合病院にて聴力検査を受けました。その結果、「低音部はやや聞こえが悪いがほかは正常です」というたいへん明るい結果を得ました。医師は私のような症状がこれほど治るのは、たいへん珍しいと不思議そうに話してくれました。光線治療のおかげでここまで回復することができました。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

突発性難聴の多くは肝胆の火

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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