副鼻腔炎(蓄膿症) 2
【治験例 2】
■副鼻腔炎
◆12歳/男児
◆症状の経過:1歳頃から熱を出すことが多く、風邪をひくと長引き扁桃炎、気管支炎の症状が現れた。最近では鼻汁が多く、耳鼻咽喉科では蓄膿症と診断されていた。
◆光線治療:3001-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部各10分間、左右咽喉部、眼・鼻部各5分間照射。両足裏部、両膝部は集光器使用せず、左右咽喉部、眼・鼻部は2号集光器使用。
◆治療経過:自宅で毎日治療を2ヵ月続けたところ、鼻汁が減り、風邪もひかないようになった。光線治療以前と比較すると食欲も出て、学校を休むことなくもなくなり元気に登校している。頚部のリンパ節の腫れも出ることがなくなった。
【治験例 3】
■副鼻腔炎
◆34歳/女性(身長163㎝、体重58kg)
◆症状の経過:元来鼻粘膜が弱く、14歳のとき慢性副鼻腔炎の手術を受け、その後も手術を受けた。最近、鼻づまりがひどく副鼻腔炎と診断、耳鼻咽喉科で排膿の処置と抗生剤服用を続けたが、排膿が止まらず、光線研究所付属診療所を受診をした。
◆光線治療:3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部15分間、両膝部、腰部(以上集光器使用せず)、後頭部、眼・鼻部(以上1号集光器使用)、左右咽喉部(以上2号集光器使用)各5間照射。
◆治療経過:治療開始時、一時的に頬が腫れたが、10日ほどで消失した。3ヵ月後鼻づまり、鼻汁は減少、膿はたまらなくなった。薬が不要となり、通院も終了した。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著