疲労、冷え、粘膜、免疫 3
【治験例 3】
■扁桃炎
◆10歳/男子
◆症状の経過:3歳の頃から扁桃炎を繰り返し、その度に抗生物質を服用していた。寒がりで食が細い体質なので、体力をつけたくて当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療:3000-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部10分間、両足首部5分間、両膝部10分間、左右咽喉部各5分間照射。
◆治療経過:約1ヵ月間の治療で、扁桃の腫れが小さくなり、食欲が出てきた。その後は、以前のような発熱がなくなり鼻づまりも楽になった。
※扁桃炎は、成人でも過労、寝不足、ストレスなどの原因で起こりやすく、心臓、腎臓、関節などにも影響するので根気よく治療することが大切です。
【治験例 4】
■不妊症
◆28歳/女性
◆症状の経過:24歳で結婚し、25歳で妊娠したが、3ヵ月目で流産した。若いときから冷え症で、生理不順に悩んでいた。流産後は子供ができず、種々の検査を受けたが、基礎体温が全体的に低い程度で、特に異常はなかった。
◆光線治療:3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部10分間、両膝部、腰部各10分間、左右下腹部、後頭部腰部各5分間照射。
◆治療経過:自宅で毎日光線治療を行った。光線治療を始めてから、からだが温まり、生理痛が少しずつ楽になり、生理の周期が順調になった。光線治療1年3ヵ月目で妊娠し、妊娠中も光線治療を続け、元気な子を出産することができた。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著