睡眠作用
可視総合光線は、血行をよくしながら自律医神経、内分泌、松果体の働きを調整することで、本来の自然な睡眠を取り戻します。入眠障害、熟眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などどの睡眠障害であっても、その改善のためには太陽光を浴びることが必要です。東洋医学的にみた場合、睡眠は陰の働きによってもたらされますが、その陰が正常に機能するためには陽が充実していなければなりません。陰とは、夜、睡眠であり、陽とは昼、活動、運動です。体を動かすことが大事であるのと同じく、日の光の必要量を得ることは睡眠の充実には欠かせないものです。睡眠障害をよくすることは人間や動物の生命力を底上げし、ひいてはそれが他の病気の予防や緩和へとつながっていきます。
(財)光線研究所 (「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著)