可視総合光線がもたらす作用
可視総合光線療法は、光化学作用、深部温熱作用、生体リズム調整、鎮痛、免疫調節、消炎、肉芽発生、殺菌、睡眠、食欲・便通、解毒、有害コレステロール低下、消痒、利尿、筋力・運動能力向上、呼吸機能改善、神経機能改善といったものへの効果期待できます。これほど多くの作用をもたらすことができるのかとの疑問もわきますが、どの作用もその根底には自然治癒力の向上があることを考えれば、疑いの余地はなくむしろ当然といえます。
可視総合光線療法は、光と熱のエネルギーの不足を補うことによって全身の血流を改善させます。それにより、自然治癒力(抗病力)を高め、体に起きた異状を本来のもとの正常な状態に戻そうというものです。鍼灸治療がもたらすそれと同様に、根本治療とは自然治癒力を高めることに他なりません。
(財)光線研究所 (「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著)