肝胆膵疾患に対する可視総合光線療法 6
【治療例】
膵臓ガン
67歳 女性 主婦
◆症状の経過
59歳時、寝違えたような首の痛みがあり、整形外科で頚椎ヘルニアと診断。整形外科での治療は効果なく、友人に光線治療を進められ当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。
◆治療の経過
自宅治療と週1回の当所への通院治療を行う。治療3週間後、首や背中の痛みや肩こりが軽減、1年後、症状は解消。62歳の健診で膵臓ガンを指摘され、精査で膵臓尾部の膵臓ガンと診断。肝臓転移があり手術の適応はなく、化学療法を開始。当所を再診し膵臓ガン、肝臓ガン、肝臓転移の光線治療を開始。できる時は1日2回光線治療。その後、化学療法と光線治療で肝臓転移は消失。67歳の現在、元気に過ごしている。
◆光線治療
頚椎ヘルニアは3000-5000番、膵臓ガンは1000-4008番を使用。照射部位は⑦①②・上腹部⑪・㉗・背正中部㉘各10分間、⑤⑥頚椎下部㉜各5分間照射。
◆膵臓ガンの治療用カーボン
一般的に1000-5000番、1000-4008番、1000-3001番、1000-6000番などを使用。
光線研究 第641号 令和5年12月1日発行 一般財団法人 光線研究所