光線のツボ 

~冬の皮膚の痒みと光線~

 冬になると、皮膚の痒みが出やすくなります。これには大きく2つの原因があります。1つ目は、空気が乾燥して乾燥肌になり、外からの刺激を受けて炎症を起こしやすくなるためです。2つ目は、乾燥肌になると痒みを感じる神経が皮膚表面に伸びてきて痒みをより感じやすくなることがるためです。

 部屋の乾燥に注意したり、入浴時の石けんや垢すりでゴシゴシ洗いすぎない、長湯し過ぎないことなどにも注意が必要です。

 可視総合光線療法の光線に含まれる僅かな紫外線は、痒みを抑える作用があり、可視光線と赤外線は、皮膚の新陳代謝を良くし皮膚の保湿機能を改善させるので、冬場の皮膚の痒みにも効果的です。痒みの広さに応じて集光器を使って照射します。

 皮膚の乾燥が強い場合は、ワセリンや馬油などの保湿剤を塗り光線照射を行うと効果的です。

 それが光線のツボです!

『光線研究 第63号』令和年2月1日発行 一般社団法人 光線研究所

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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