顔の異常な発汗など更年期症状が緩和した

 東京都/50歳・女性・主婦

 2年前から、顔の発汗が異常に多くなりました。もともとは冷え症で、あまり汗をかかない体質でしたが、顔からしたたり落ちる汗で、1日に3回も4回も下着を替えるほどでした。冬の寒い日でも、顔だけはよく汗をかきました。わけもなくイライラすることが多くなり、病院を受診したところ、更年期障害と診断されました。10年ほど続いていた実母と義母の介護疲れ、飼い猫の世話も重なって、かなり無理をした影響もあったと思います。病院では、更年期症状の改善によいというプラセンタ(胎盤エキス)の注射を始めました。

 すると、若いころからやせて太れない体質だったのに、1年で20kgも太ってしまいました。そのため、階段の昇りがとてもつらくなりました。

 そこで、すぐにプラセンタの注射を中止して、近くのスポーツセンターに通い始めましたが、それでも体重はさらに2kg増えました。顔からの異常発汗も相変わらず、困り果てました。

 しかし、そのとき、5年前に母の圧迫骨折を治した光線治療器を思い出しました。しばらく使わなかった光線治療器ですが、私の症状にも効くかもしれないと思いました。

 早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、貴所の先生の診察と、そのあと光線治療を受けました。

 自宅ではなかなか落ち着いて照射ができないので、週1~2回通院することにしました。

 初診の日は風邪ぎみだったので、光線照射を受けた翌日には38℃の熱が出ましたが、一晩寝た次の日には風邪が回復したので、大変驚きました。

 通院3回目までは、光線照射中も顔から大汗をかいていたのに、通院4回目になると、顔からの汗が少なくなったことに気がつきました。

 通院5回目には、自宅でも顔から出る汗の量が減り、汗をかいたときも、涼しい部屋にいると汗の引きが早くなりました。

 また、肥満ぎみで気になった体脂肪は、体重は少しも変わらないのに、自宅の体脂肪計で測ると、46%から39%まで減っていたのに驚きました。

 通院7回目からは、顔面からポタポタしたたり落ちるようなりました。しかも、ガマの油のようにべったりとした汗が、サラサラとした汗に変わってきました。体脂肪率も30%台前半へと下がってきました。家事をしても疲れにくくなり、階段も割合楽に上がれるようになりました。光線治療だけで更年期症状がこんなに早く緩和されるとは、本当に信じられないほどです。

◆光線治療

治療用カーボン:3002-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦②⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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