乳ガン術後の胸椎への骨転移が消失した
埼玉県/67歳・女性・主婦(150cm、72kg)
10年前、右の乳ガン全摘手術を受けました。ずっと経過がよく、治ったものと安心しました。
ところが、10年目になった今年の定期検査で、胸椎への骨転移が見つかり、大変驚きました。しかし、ガンはまだ小さく、骨転移からの痛みもない状態だったので、3カ月後の再検査で、今後の治療方針を決めることになりました。
自分としては、次の検査まで何もしないまま、待っているのとても不安でした。ほかに何かできることはないかと思っていたところ、友人に光線療法というものがあると教えてもらいました。
早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、診察のあと、光線照射を受けました。骨転移による症状はまだ出ていなかったのですが、乳ガンの発病前から、長年の背中や腰の張り、右足の痛みなどの症状がありました。それが、たった1回の光線治療で軽くなったので、驚きました。
その後は、週1回くらいの通院治療を続けました。強かった冷えが改善されて、からだがすぐ温まるようになり、長年の便秘も治りました。不眠だったのがよく眠れるようになり、とても体調がよくなってきました。
ところが、光線治療を始めて3カ月ほど経ったある日、背中の右側の痛みが強くなり、胸も痛んだ重苦しくなりました。骨転移部の検査を控えた時期だったので、転移したガンが広がっているのでは、とても心配しました。
しかし、再検査の結果は、「骨転移部の影が薄くなっています。何の治療もしてないのに、これは不思議ですね」と、担当医に大変驚かされました。骨転移がよくなっていたので、このときも経過観察となりました。
これは光線治療が効いたとしか思えません。背中や胸の痛みも光線治療で強い痛みはなくなりました。背中や胸の痛みも光線治療で温めると軽くなり、2~3回の光線治療で強い痛みはなくなりました。
その後も通院治療を続け、半年後にまた検査を受けると、胸椎の骨転移の影は消えており、また担当医に驚かれました。次の受診は、1年後の検査でよいことになりました。
光線療法で骨転移が消えたことは、本当に驚きです。光線療法には、大変感謝しています。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・背中全体・頚椎下部㉜・右乳房部を各10分間照射。⑦①②⑤⑥・背中全体は集光器使用せず、㉜・右乳房部は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修