ものもらい(霰粒腫)が10日で治った 

 東京都/59歳・女性・主婦(155cm、45kg)

 52歳のとき、車の助手席で交通事故に遭い、軽いむち打ち症になりました。その後は、疲れているときや少し無理をしたときに、頭痛やめまいが起こるようになりました。

 いろいろと病院の検査をしましたが、悪いところはなく、何の治療もありませんでした。自然に治ると思っていましたが、2年経っても、3年経っても治らず、困っておりました。

 そんな折、姉から光線療法を受けるように勧められ、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。自宅用に治療器を用意し、毎日、光線治療を行ったところ、半年ほどで頭痛やめまいがすっかり治まり、大変助かりました。しかし、むち打ち症がよくなったので、その後は光線治療を忘れていました。

 ところが、今年の夏ごろ、右眼の上まぶたの裏にものもらいができました。なかなか治らないので眼科を受診したところ、すでにしこりのように硬くなっていて、霰粒腫(さんりゅうしゅ)という診断でした。「手術する方法もありますが、しばらく薬で様子を見ましょう」と言われ、点眼薬を塗り薬が出ました。しかし、その薬でもなかなかよくなりませんでした。

 痛みはでき始めのときだけでしたが、まぶたには常に違和感がありました。2ヵ月ほどすると、今度は下まぶたにものもらいができてきました。 

 今考えると、今年になって忙しく、だいぶ疲れていたことや手芸で眼を酷使したり、ガーデニングで眼に土が入ることが多かったことなどが、ものもらいができやすくなった原因だと思います。

 3ヵ月経っても一向によくならず、これは切開しかないと考えていたとき、光線治療のことを思い出しました。早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、自宅で行う光線治療の処方を受けました。

 光線治療を行うと、ものもらいは徐々に小さくなってきました。

 光線治療10日目にはしこりは消えてなくなりました。ものもらいができて何カ月も気になっていたのに、たった10日で治ってしまう光線治療の効果に驚きました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-3001番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両膝部②・後頭部③・眼・鼻部⑯を各5分間照射、まぶた(患部)を10~30分間照射。⑦②は集光器使用せず、③⑯は1号集光器使用、まぶた(患部)は3号集光器に付属のガラス管を装着して使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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