舌ガン術後の経過順調、再発もない

 東京都/41歳・女性・主婦

 若いころから、疲れがたまると、口内炎がときどき出ましたが、いつも1~2時間程度で治まっていました。しかし36歳のとき、舌にできた口内炎が半年以上も治らなかったので、歯科医院を受診したところ、大学病院でしっかり診てしっかり診てもらったほうがよいと勧められました。

 大学病院で詳しい検査を受けた結果、舌ガンという診断を受け、手術を勧められました。

 あまりにも突然の宣告で、大変ショックを受け、落ち込みました。手術を受けることに、どうしても積極的なれずにいたとき、仲のよい友人にそのことを話すと、光線治療を勧められました。 

 友人宅にあった光線治療器を借りて、友人にやり方を教えてもらって、治療用カーボン1000-4008番で照射しました。光線治療を始めると足が温まり、精神的に少しずつ落ち着いていて、手術を受けることに前向きになってきました。

 37歳のとき、舌ガンの患部切除の手術を受け、さらに再発予防のため、術後に抗ガン剤治療を受けることになりました。

 1クール(通常は3~4週間ごとの治療単位)目の抗ガン剤治療終了後には、とくに副作用もありませんでしたが、2クール目以降は、食欲低下、味覚異常、両足のしびれなど、さまざまな副作用が出てきました。

 また、抗ガン剤治療の影響なのか、光線治療のあとでも、足があまり温まりません。そのことや抗ガン剤の副作用軽減などを相談しようと、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 光線治療の処方をいただき、その照射方法で毎日、自宅で光線治療を行いました。抗ガン剤の副作用は出ましたが、がまんできる程度で1年間の抗ガン剤治療を、予定通り行うことができました。 

 その間、手術の後遺症で、唾液の出が悪くなったり、しゃべりづらかったりは多少はあったものの、味覚は正常に戻りました。食欲も回復し、両足のしびれもほとんど気にならなくなりました。

 現在も光線治療を続けているお陰で、病院で受けている定期検査でも、ガンの再発はありません。光線治療には大変感謝しております。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・口中部⑧を各10分間照射、両膝部②・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦①②は集光器使用せず、⑧④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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