前立腺ガン放射線治療の血尿が改善した

 長野県/81歳・男性・無職(報告者・妻)

 私の膝や腰の痛みは、光線治療のお陰で大変改善され、とても感謝しております。

 このたびは、夫のことでご報告いたします。

 夫は10年ぐらい前に、前立腺ガンのために、前立腺の摘出手術を受けました。しかし、その3年後に、腫瘍マーカーのPSA値(70歳以上の基準値は4.0ng/㎖以下)が上昇してきたので、病院で合計35回の放射線治療を受けました。その後、放射線治療の副作用で血尿を尿閉で苦しむことになりました。

 ここ2年ほど、それらの書状は落ち着いていたのですが、先月から、またどす黒い血尿が続き、尿も出なくなり、尿道にカテーテルを入れて広げる処置を受けました。

 しかし、1ヵ月経っても、血尿が改善する気配もなく、病院ではときどき膀胱の洗浄をするだけで、何の治療方法もないようでした。

 光線治療で何とか改善させたいと思ったのですが、尿道・膀胱にチューブが入っており、どのように光線照射したらよいのかわかりません。そこで、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。 

 貴所から「尿道や膀胱にチューブが入っていても、光線治療は問題なく行えます。安心して光線照射をしてください」と返事がありました。

 また、「光線照射を行うと、よけいに血尿が出るような反応がある場合がありますが、一時的なものなので心配はいりません。反応が強い場合は、照射距離を遠めにするか照射時間を短めにするなどして、しばらく様子を見てください」との注意もありました。

 早速、貴所からご指示いただいた通り、自宅で朝と夜に光線照射を続け、腫瘍マーカーのPSA値も正常です。

 放射線治療の副作用がひどく残ったことで、改て放射線の恐ろしさを痛感しています。放射線治療後の血尿治療で改善できて、本当にうれしい限りです。さらに症状を軽くできるよう、このまま光線治療を続けていこうと思います。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・腰部⑥・左右下腹部㉓㉔を各10分間照射、両膝部②を5分間照射。⑦⑥②は集光器使用せず、㉓㉔は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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