脱肛が改善し、腹痛や下痢が治った

 東京都/80歳・男性・無職

 若い頃から極度の寒がりで、冬はいつも手足が冷たく、下着を何枚も重ね着して、寝るときは厚い布団を何枚も重ねていました。腹痛や下痢がたびたびあり、脱肛でも困っていましたが、65歳ごろから、夕方になると脈が速くなったり止まったりすることがあり、病院で24時間ホルター心電図検査を受けることになりました。

 心配した弟の嫁から、「冷えや胃腸の弱さ、脱肛の症状にも光線治療は絶対に効果がある」と強く勧められ、光線治療を行うことにしました。

 すぐに自宅に光線治療器を送ったもらい、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、治療の指導を受けました。

 貴所の先生から、「まずは足の冷えを改善させることが大切」と言われたので、時間に余裕があるときは、両足裏部⑦と両膝部②だけでも1時間近く照射しました。

 ホルター心電図検査では、心房細動(高齢者に多く見られる不整脈)がありましたが、軽度のため半年に1回の検査で、経過観察となりました。

 光線治療を始めて6ヵ月ほどで腹痛や下痢の症状がピタッと止まりました。脱肛のほうも以前より大きく出ることはなく、出てもすぐに戻るので、ほとんど気にならなくなりました。

 心房細動のほうは、半年ごとに検査を受けていますが、結果は以前と変わらず、薬の服用もなく、年に1~2回、軽く動悸を感じる程度です。

 貴所を受診したときは半信半疑でしたが、いまではすっかり光線治療の効果に魅了され、わが家に欠かせないものとなりました。

◆光線治療

治療用カーボン:3000-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・肛門部㉑を各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、㉑は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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