右腰太ももの坐骨神経痛が回復した

 東京都/74歳・女性・主婦

 10年前に右膝を痛めたことがありましたが、その後は、比較的平穏に過ごしてきいました。

 4年前に右腰の痛みが出て、右太もも前側にもツッパリ感が出て、歩行がぎこちなくなりました。整形外科のMRI検査で、「腰椎が狭くなっています。坐骨神経痛です」と言われました。

 マッサージや電気治療を定期的に受けましたが、一進一退という感じでした。日を重ねるごとに歩行がつらくなり、年齢を重ねるにつれ、だんだん歩けなくなる不安を感じていました。

 そんなとき、久しぶりにあった友人から、15年前に光線治療で腰痛を治したと聞いて、私も光線治療をぜひ試してみたいと思いました。早速、友人の紹介で貴付属診療所(光線研究所付属診療)を受診しました。

 初回の治療では何の反応も出なかったのですが、友人の話を信じて、週1回通院することにしました。

 2回目の治療のとき、足裏の温かさは少し感じましたが、からだの動き初めに右腰や右太もも前部につらい痛みがあり、歩行時の痛みにも変化はなく、ちょっと心配になりました。しかし、貴所の先生から、「しばらく効果がでないこともおられるので、心配しなくて大丈夫です。徐々に効果が現われます」と言われたので、少し安心しました。

 通院を続けると、右腰の痛みは歩行中だけになり、夜間の痛みはなくなりました。

 その後、長年繰り返していた右膝の痛みが引き、違和感が薄らいだことに気づきました。からだ全体にも温かさを感じ始めました。右腰の歩行中の痛みが少し軽くなり、足の運びがスムーズになりました。光線治療を継続すれば、右腰も太ももの症状も軽くなると、希望が持てました。

 3ヵ月で、太もものツッパリはまだ残っていましたが、右腰と太ももの痛みを感じない日が多くなってきました。だんだん元気が戻ってきて、温泉旅行に出かけられるまでになりました。

◆光線治療

ちりょうよ3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・後大腿部㉚(右中心)・右膝部・右下腹部㉔を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦㉚②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、右膝部・㉔は2号集光器使用。

●足裏温の経過

右:28.4℃(治療前)→ 31.9℃(10回後)

左:28.9℃(治療前)→ 32.5℃(10回後)

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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