冷え症を克服し、待望の出産にこぎつけた

 大阪府/32歳・女性・主婦

 3年ほど前、産婦人科で妊娠を知らされたときは、念願がかない、夢でも見ているような気分でした。夫や両親も大変喜んで、腫れものにでもさわるように私を大切にしてくれました。しかし、妊娠8週目に入っても胎児の成長が見られず、胎児が死んでいることがわかり、強い衝撃を受けて寝込んでしまいました。

 妊娠中に腹痛や体調不良があったわけでもなく、最終的に母体の中で卵子が死んでしまう枯卵死で、原因不明と診断されました。私も夫も、やっと授かった子どもでしたので、このような結果となり、しばらくの間ショックから立ち直ることができませんでした。

その後、冷静になって、いろいろと考えました。私の体質はひどい冷え症で、もともと体温が35℃台と低いことに気がついたのです。からだ全体が冷たく、とくに足が非常に冷えていました。寒い時期は、靴下や衣類を重ね着しても、からだが温まらず、強い冷えを感じていました。

 そういえば、医師から「胎児は母体の体温で育つ」と言われたことがありました。

 私の体温が低かったことも、胎児が育たなかった誘因だったのではと思えてなりません。友人にこの話をしたところ、光線療法を行うことを勧められました。今度こそ健康で丈夫な子どもを出産しようと思い、早速貴付属診療所(光線研究所付属診療所)へ相談し、次のような指示を受けました。

 治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)各10分間、左右下腹部㉓㉔・背正中部㉘・後頭部③(以上1号集光器使用)各5~10分間照射。

 貴所の指示どおり、自宅で毎日しっかり光線照射を行ったところ、からだがとても温まり、体温も36℃台になりました。胎児を亡くしたショックから約1年後の結婚5年目に、2度目の妊娠をしました。

 妊娠中も光線照射を毎日行いました。お陰で胎児も順調に育ち、つわりもひどくなく、予定日に元気な女児を出産することができました。本当に夢のような喜びでいっぱいです。

 早いもので、子どもは1歳をすぎましたが、大変健康な子で助かっております。

 私がアトピー体質のため、娘が今後発症しないか心配しております。幸い、いまのところその兆候はありませんが、発症しないように娘にもしっかりと光線療法を継続し、丈夫な子どもに育てようと思っています。貴所(光線研究所付属診療所)には感謝の気持ちでいっぱいです。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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