耳の奥のゴロゴロ感、耳鳴りから解放された

 東京都/67歳・女性・主婦 

 ひとり暮らしの67歳になる女性です。約3ヵ月前より、息を吸ったときや唾を飲み込んだときに、左耳の奥がゴロゴロする不快感が現われました。数年前にも同じ症状があり、耳鼻咽喉科で通気をよくしてもらったので、今回も通気治療を受けたのですが、一向によくなりません。

 私は、若いころから喉が弱く、風邪で扁桃腺をよく腫らしていました。それに加えて鼻中隔湾曲のせいか鼻詰まりも一年中あり、自然と口呼吸になっていました。のどが渇きやすく、頻繁に水を飲んだり、飴をなめることが習慣になっていました。 

 最近では、左耳が聞こえにくくなり、耳鳴りも現れたので、耳鼻咽喉科通いする日が増えました。あるとき、気分転換をしようと、休みがちだった趣味の会へ参加したところ、会の友人から光線療法の素晴らしさを聞き、何とかしたい一心で、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所では、4台の光線治療器で治療用カーボン3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・左右咽喉部④・眼鼻部⑯・左耳部⑰各10分間、両膝部②・腰部⑥・肩甲骨間部⑫・後頭部③各5分間照射。⑦②⑥以上集光器使用せず、⑫・③以上1号集光器使用、④⑯⑰以上2号集光器を使用し、照射を受けました。

 貴所からの帰り道、からだの疲れがやわらいだようで、何となく足どりが軽く感じられました。自宅が貴所に割合近いので、しばらく通院照射することにしました。

 光線照射3回目には、照射後は息を吸っても左耳のゴロゴロ感が一時的に止まるようになり、鼻の通りも少しよいような気がしました。照射6回目、左耳のゴロゴロ感が照射後1~2時間は、唾を飲み込んでも止まり、左耳の聞こえが若干よくなった気がしました。照射10回目、左耳のゴロゴロ感が日中はほとんどなくなり、夕方少し気になる程度になりました。からだ全体が軽くなったようでうれしくなりました。

 悪い左耳だけ照射を行ったため、右耳より左耳のほうがよく聞こえるような感じでした。照射15回目、あれほど不快だった左耳のゴロゴロ感が、終日ほとんどきにならなくなりました。照射20回目、耳鳴りは朝だけとなり、聞こえ具合がすっかり元に戻りました。また鼻詰まりもさらに軽くなり、口呼吸も少なくなってきました。

 照射25回目、耳鳴りも、鼻詰まりもほぼなくなり、

気持ちよくすごせ、とくに支障なく生活できています。耳鼻咽喉科で出される薬をほとんど飲まなかったのに、すっかりよくなりました。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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