手術予定だった胃ガンが消えてしまった

 長野県/54歳・男性・会社役員

 40歳代から数年ごとに、十二指腸潰瘍、胃潰瘍を起こしていたので、毎年胃カメラの検査を受けていました。昨年までの検査では胃潰瘍が見られましたが、とくに悪いものはありませんでした。ところ、今年7月の検査で胃ガンが発見され、9月の初旬に胃の3分の2をとる手術を行う予定になっていました。

 光線療法は、妻や息子が以前から使っていました。入院するまで何もしないでいるのも不安なので、ガンと告げられてから早速光線療法を始めました。

 貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談して、ガンそのものの治療は光線療法でも難しいと言われましたがが、「術前・術後で光線をかけておくと、大変経過がよくなる」ということで、次の照射方法で自宅照射を始めました。

治療用カーボンは、1000-4008番を使用し、両足裏部⑦20分間、両足首部①5分間、両膝部②5分間、左右下腹部㉓㉔各5分間、腰部⑥5分間、背正中部㉘10分間、上腹部⑪10分間、肩甲骨間部⑫10分間、後頭部③5分間、左右咽喉部④各5分間照射しました。⑦①②⑥以上集光器使用せず、㉓㉔㉘⑫③以上1号集光器使用、⑪④以上2号集光器使用で行いました。

 光線療法を始める前は、上腹部全体がバーンと張り、硬くて、手で押せない状態でした。しかし、光線照射を1週間行ったところ、上腹部がやわらかくなり、手で押せるようになりました。押すとみぞおちの一部に硬いところがありましたが、3週間ほどでその硬いところもなくなってきました。

 「これはもしかすると、ガンが治っているかもしれない」と思って、病院で再び胃の検査を受けたところ、何と、「胃ガンは認められない」という結果でした。

 大学病院で、前回も今回も同じ医師が検査してくれました。前回は胃組織から採取した細胞からガン細胞が発見されたのですが、今回は胃の組織のどこをとっても良性という判断でした。そのため、予定していた手術は中止になりました。数日後に手術を覚悟していたので、これには、私も妻も大変喜びました。

 胃ガンが消えたのは、光線療法のお陰だと大変感謝しております。しかし、まだ胃潰瘍の患部はいくつもあり、胃ガンの原因とされるピロリ菌もまだあるとのことで、今後もピロリ菌の除去の治療をする予定です。 

 今後も引き続き光線療法も活用して、胃ガンが再発しないようにしたいと思います。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

治療報告胃・食道の病気胃炎・胃、十二指腸潰瘍・胃ガン・胃下垂・胃アトニー・食道炎・食道ガン