胃下垂が原因の胃痛、体重減少がすべて改善

【治験症例 4】

 胃下垂症

 74歳・女性・主婦/身長157cm・体重43kg

◆症状の経過

元来、胃腸が弱く、疲れやすい体質だった。74歳時、胃痛、軟便、食欲不振、微熱が続き、体重は4ヵ月間で49kgから43kgまで減少したので、大学病院を受診した。検査で白血球の増加傾向にあり、抗生物質と漢方薬を投与された。しかし軟便などの症状が改善しないので、以前行っていた光線治療を思い出し、その利用方法と治療処方などの指導を受けるため、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 治療用カーボンは、3001-4008番と3000-5000番の組み合わせを1日おき交互に使用し、両足首部①20分間・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)・左右咽喉部④(2号集光器使用)各10分間照射。

◆治療の経過

 ひとり暮らしのため、寝込んでしまうことが心配で、毎日自宅で光線治療を行った。治療1ヵ月くらいから正常な便となり、治療3ヵ月で3.5kgも体重が増えた。もともと胃下垂であったが、このように体重が増えて喜んでいた。また、胃の入り口に異常を指摘されて、最悪の場合は手術と説明されていたが、この心配もなくなったとのことであった。

 治療1年後、胃腸の調子はよく、体重は元の49kgまで回復した。治療4年後の現在では、体重は49~52kgも前後で推移し、社交ダンス・ゴルフ・体操教室・ウォーキングなどを楽しんでいる。

◆コメント

 胃下垂は痩せた体型の人に見られるが、胃や腸に関係する症状が起こりやすく、一度減った体重がなかなか増えないことが少なくない。本治験例は光線治療により胃腸症状や便通異常が改善し、体重も順調に増えた。 

 ひとり暮らしであっても、光線治療により寝込むこともなく、元気に生活できることは、長寿社会にとって大変意味のあることである。

●血圧(mmHg)

141/79(初診時)→ 105/64(2ヵ月後)→ 132/67(半年後)→ 112/68(1年後)→ 111/67(4年後)

●足裏温(℃)

右:30.0(初診時)→ 30.9(2ヵ月後)→ 34.6(半年後)→ 31.5(1年後)→ 32.1(4年後)

左:30.7(初診時)→ 31.4(2ヵ月後)→ 35.2(半年後)→ 32.3(1年後)→ 32.5(4年後)

●握力(kg)

右:18(初診時)→ 24(2ヵ月後)→ 20(半年後)→ 22(1年後)→ 22(4年後)

左:15(初診時)→ 18(2ヵ月後)→ 18(半年後)→ 19(1年後)→ 20(4年後)

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

中央林間うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 大和市中央林間で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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