病院で治らなかった顔のシミが薄くなった

 埼玉県/39歳・女性・主婦

 1年前あたりから生理痛が強く、婦人科を受診したところ、子宮筋腫が見つかりました。しかし、まだ筋腫が小さかったので、当面は経過をみることになりました。

 また、そのころから両眼の下あたりに、赤黒いシミが目立つようになりました。病院での説明では、肝斑といわれるシミで、卵巣や子宮の病気やホルモンの影響で発症すると言われ、子宮筋腫があるせいかなと思いました。

 病院で出た飲み薬や塗り薬をしばらく続けましたが、一向に改善せず、皮膚の角質をとって漂白させるスキンピーリングという治療を2回受けました。

 ところが、顔は腫れて、すり傷のような痕が残り、かえって顔の皮膚の状態が悪化して、大きなショックを受けました。

 あわてて別の病院を受診して、漢方とビタミン剤と塗り薬をもらいました。すり傷のような痕はその塗り薬でよくなりましたが、赤黒いシミの状態はよくならず、むしろ悪化している感じでした。

 もう病院の治療ではよくならないのではないかとあきらめかけていたとき、父が長年使っていた光線療法のことを思い出しました。自分も15年くらい前に腰痛で使ったことはありましたが、果たしてシミにも効果があるかどうかわかりませんでした。 

 また、病院の先生からは、スキンピーリング治療で皮膚の角質がなくなって、皮膚がとても弱い状態なので紫外線を極力避けるように言われました。

 光線療法が顔のシミに効果的かどうか、それもわからない状況で、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して相談しました。

 貴所の先生には、「大変冷えが強く(足の温度は20℃なかったようです)血行が悪いので、光線療法でまず冷えをとって血行がよくなれば、ホルモンの分泌等も正常になり、皮膚の状態もよくなり、顔の皮膚への直接の照射をしなくても、シミも薄くなるでしょう」と言われました。早速、下記の光線照射を自宅で始めました。

 治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦10~20分間、両足首部①10分間、両膝部②10分間、腰部⑥(以上集光器使用せず)5分間、左右下腹部㉓㉔(以上1号集光器使用)各5分間照射しました。

 足は以前から大変冷たく、夏でも靴下をはいて寝ていました。それでも足がなかなか温まらず、2時間近くはなかなか寝つけませんでした。

 それが、光線照射を2週間ほどつづけたところ、靴下をはかなくても足が温かくなり、寝つきがよくなってきました。そのころから、「顔のくすみがとれてきたね」と友人に言われるようになりました。

 さらに2ヵ月ほど光線照射を続けたところ、顔の赤黒い部分はかなり薄くなり、範囲も狭くなってきました。

 病院で出された飲み薬、塗り薬、スキンピーリング、ビタミン剤、漢方薬の治療でもよくならなかったシミが、光線療法でここまでよくなってきたのですから、完治するまで光線照射を継続していくつもりです。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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