痛みで歩行困難だったウオノメが改善

【治験症例 6】

 ウオノメ

 84歳・女性・主婦/身長148cm・体重41kg

◆症状の経過

 50年ほど前から、ウオノメが左足第5趾によくできていた。歩くと強烈な痛みがあり、歩くのも困難な日もあった。とくに長く歩いた日や寒い日には、痛みが強く現れた。

 ときどき、皮膚科でウオノメを削り、塗り薬を処方されていたが、すぐ再発して痛みが起こった。加齢とともに膝痛や腰痛も強くなり、長年がまんしながらすごしてきたが、歩行に負担が大きくなってきた。

 ここ1~2年痛みが強く、ウオノメが靴に当たると、非常に痛くなるため、幅広靴を愛用していた。しかし、最近ではその靴でもつらくなり、左足第5趾(ウオノメ部)の当たる部分を切り開いた穴あき靴をはいていた。

 友人からの強い勧めで、光線治療を行うために当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・後大腿部㉚・腰部⑥各10分間、腹部⑤(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)各5分間、ウオノメ患部(2号集光器使用)は20~30分間照射。

◆治療の経過

 光線治療開始1ヵ月後、ウオノメの激痛がなくなり、短距離なら歩行が可能になった。膝痛、腰痛も症状が緩和し、階段の昇降もゆっくりなら可能となった。

 治療2ヵ月後、ウオノメが徐々に縮小し、長く歩けるようになった。その後、多少患部の痕が残っているが、痛みはまったく現れることなく、ウオノメが完治した。同時に、膝痛、腰痛も現れなくなって、階段の昇降の不自由がなくなり、正座も可能となった。普通の靴がはけるようになり、50年間大変つらい日々をすごしていたことが、いまでは人ごとのように思えた。そのほかに大きな病気がないため、今後は今までの分を取り戻すべく外出を多くし、余生を楽しんでいる。

◆コメント

 本治験は、50年間も続いたウオノメが、わずか2ヵ月で改善した例である。これは、可視総合光線療法が角化細胞の増殖を抑制し、また、疼痛緩和、炎症緩和の作用が、ウオノメおよびその傷痕を改善したと考えられる。

 病歴が非常に長期間にわたって頑固なウオノメにも、光線療法は効果的だということが裏付けられた。もちろん、光線療法が膝痛、腰痛に有効に作用することは、本治験で解説するまでもないことである。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

中央林間うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 大和市中央林間で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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