アトピー性皮膚炎とベーチェット病が改善

【治験症例 11】 

 アトピー性皮膚炎、ベーチェット病

 45歳・女性・主婦/身長162cm・体重 52kg

◆症状の経過

 26歳ごろからアトピー性皮膚炎がみられるようになり、漢方薬と断食、施療院での光線治療でよくなった。

 40歳時、ハーブ治療のヒーリング(治療)を受けたところ、アトピー性皮膚炎が再発した。顔や頚部が赤くなり、かゆみがあったので、漢方薬で治療していた。しかし、症状の改善はなく、ベーチェット病による口内炎もあるので、通院中の施療院の紹介で、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 治療用カーボンは3001-3002番を使用し。両足首部①・両膝裏②・腰部⑥は各10分間、腹部⑤(以上集光器使用せず)・後頭部③・顔(眼・鼻)部⑯(以上1号集光器使用)は各5分間照射。

 ベーチェット病には、治療用カーボンは3001-5000番を使用して、口中部⑧(2号集光器使用)5分間、追加照射。

◆治療の経過

 毎日、自宅で光線治療を続けた。顔・頚部の赤みはなかなか引かなかったが、治療2ヵ月後から徐々に赤みが薄くなり、かゆみも減って、治療3ヵ月後にはかなり改善した。

 その後は、足裏部⑦をときどき照射する程度だったが、治療1年前後で口内炎は落ち着いた。治療3年後、アトピー性皮膚炎と、ベーチェット病の口内炎は治まった。

 治療4年後、父親が脳梗塞お起こし、その介護疲れで再びかゆみや口内炎が出現したので、週に2~3日、光線治療を継続している。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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