関節リウマチの症状が軽減、介護の仕事に復帰できた
秋田県/44歳・女性・介護福祉士
私は現在44歳になる女性です。8年間介護福祉士として、高齢者150人ほどを同僚と介護してきました。9割ほどの方には認知症があって、どうしても夜勤が多くなり、過労やストレスもありました。それでもがんばって仕事を続けてきました。
ところが、昨年の夏ごろになって、足指の腫れが始まり、引き続き顎、手、肩、股関節など、あちこちの関節に痛みが出てきました。病院の検査で関節リウマチと診断され、すぐにリウマチ薬の服用を始めました。しかし、痛みは一向に軽減しないばかりか、仕事もできる状態ではなくなり、やむなく休職することになりました。
そんなとき、友人から可視総合光線療法を勧められました。早速、上京して貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次の照射指導を受けました。
治療用カーボンは、3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)各10分間、左右股関節部㉓㉔(横から1号集光器使用)・左右の手(集光器使用せず)各5分間照射。
友人勧めで光線治療器を求め、自宅で照射を始めました。照射開始当初、反応はなかったのですが、しばらくして陽性(初期)反応が出始めました。とくに膝の痛みが激しく、立ち上がり時や洋式トイレへ座るときですら痛みが強く、がまんできない状態となりました。
そこで、両膝部への照射10分間を5分間に減らして治療を続けたところ、3日後には痛みもやわらぎ、いままで感じていた熱感もなくなりました。
現在、光線照射を始めて20日ほど経ちます。照射前には握力が3~4kgしかなく、満足に字も書けなかったのですが、ちゃんと字が書けるようになりました。
また、両肩に砂袋を何個も下げているような重くるしさもほとんどなくなりました。何よりうれしかったのは、受診時には足がむくんでLLサイズのスエード靴しか履けなかったのが、いまでは足の形も細くなり、やわらかい革製なら普通サイズが履けるようになったことです。
かかとは押せばまだ痛みがありますが、平らな道の歩行は普通にできるようになりました。髪もとかせないほど痛かった腕の上げ下ろしも、右手はバンザイができるまでよくなりました。朝起きたときの手のこわばりも、数分で解消します。
そして、介護の仕事にも復帰できました。本当にうれしい限りです。食事も玄米採食に切り替えて、これを機にリウマチ発症前以上に健康になろうと思っています。
こうして、リウマチという病を与えていただいたお陰で、お年寄りやからだの不自由な方々の気持ちや痛みを、まさに身をもって体験できたことは、いまの私にとって必要な出来事だったと思っています。
毎日の光線照射のお陰で母との絆も深まり、関係もスムーズになりましたことも感謝しています。これからも光線療法を続け、これを宝物として、さらに人さまのお役に立てるようがんばっていこうと思っています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著