パンパンに張った肩や腱鞘炎がよくなった

 東京都/56歳・女性・美容師

私は長年美容師をしておりますが、仕事柄ずいぶん前から肩や頚がとても張っていました。パンパンに硬直してきて気分が悪くなることもあり、困っておりました。とくに首を後ろに曲げることがつらく、左に傾けると右の頚に強い痛みが出ました。日によっては、痛みが肩甲骨の方に移動することもあり、寝ているときも頚の痛みで目覚めてしまう日が多くなりました。

 また、約3ヵ月前に従業員が辞めたので、仕事も忙しくなり、明らかに職業病といえる左手親指の腱鞘炎起こしていました。腫れと痛みが強く、仕事に使うタオルが強く絞れないし、ドアノブもまわしにくく、洋服のボタンもはめにくくなってきました。

 仕事に影響が出てきたので、整形外科を受診し、注射や超音波治療を加えて、マッサージやリハビリを受けたところ、一時的に痛みは引くものの、腫れが引きませんでした。

 しばらくの間、整形外科に通いましたが、仕事で手を使うと痛みが出るので困っていたところ、姉から腰痛と水虫を光線療法でよくしたと聞きました。あなたも試してみたらと勧められ、早速貴診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次のような治療を行うことになりました。

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・頚椎下部各10分間、左手親母指球部を10~20分間、両膝部・腹部・腰部・左右咽喉部を各5分間照射。両膝部、両足首部、腹部、腰部は集光器使用せず、頚椎下部、左手母指球部は1号集光器を使用、左右咽喉部は2号集光器使用。

 光線照射1ヵ月後、肩の張りとこりがずいぶん軽くなり、右頚の痛みは残っているものの、動かすことによる痛みが少なくなってきました。腱鞘炎のほうは仕事の洗髪時に痛みが出ますが、痛みと腫れが以前の半分くらいになってきました。仕事を終え、光線療法を行うと大変気持ちがよく、痛みもかなりやわらぎました。

 整形外科の治療よりも、光線療法のほうがずっと効いていると思いました。照射2ヵ月後、ふと振り向くとき、右頚にツーンとした軽い痛みがある程度で、頚が動かすことができるようになりました。また、睡眠時の頚の痛みがなくなり、よく眠れるようになりました。

 貴所(光線研究所付属診療所)の先生に1000番の治療用カーボンを勧められ、1000-3002番に変更したところ、腱鞘炎の左手親指の痛みと腫れさらによくなり、徐々に握力が戻ってきて、手が使いやすくなってきました。

 照射3ヵ月後、頚から肩にかけて腫れや痛みが改善し、また、腱鞘炎の左手親指の痛みも引きました。タオル絞りやボタンはめも問題なく、ドアノブも普通にまわせるようになりました。仕事への支障もほとんどなくなり、困っていた症状が完治し、仕事も私生活も元気に楽しく行っております。

 お客さまの友人に私の体験談を話し、体調の悪い人がいらっしゃれば、光線療法を勧めたいと思っております。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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