糖尿病 1

ガンとともに死因の上位にランクされる脳卒中、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞症)の原因は、動脈硬化症や高血圧症ですが、これらの病気は、糖尿病の主な合併症でもあります。今や糖尿病は、血管障害の時代に突入したといえるでしょう。この血管障害を未然に防止したり、伸展を阻止するためには、常に、糖尿病をコントロール状態に置いておく必要があります。

糖尿病の診断

 尿中にブドウ糖が多くなることを糖尿といいます。

血液中ブドウ糖があふれるため、ブドウ糖は腎臓を経て尿中に排出されます。つまり、腸から吸収されたブドウ糖がからだの中で完全に利用されず、血液中にあふれるために、糖尿が起こるのです。

 膵臓でつくられるインスリンというホルモンは、ブドウ糖をエネルギーとして利用するために必要です。このホルモンが不足するか、その働きが鈍ると、ブドウ糖は利用されないまま血液中にあふれてしまいます。

 血糖値が高いままの状態が長く続いている場合糖尿病と診断します。診断には、一般にブドウ糖深負荷試験が用いられます。

 血糖値が一定の濃度を超すと、腎臓から尿にブドウ糖が排出されます。このときの血糖値を腎臓の糖排泄域値といっています。静脈血で血糖が150~170mg/dlを超えると、尿に糖が現れます。しかし、人によっては、腎臓の糖排泄域値が、先に示した血糖値より低いことがあります。

 つまり、血糖値が140mg/dl以下で、全く健全な人と同じ範囲なのに、腎臓から尿に糖が出ることがあります(人生糖尿という)。

 この場合には血糖値は高くないので、尿に糖が出ても糖尿病とはいわず治療を必要としません。

糖尿病の診断基準となるのは、空腹時の血糖値のが70~109mg/dl、過去1~2ヵ月間の血糖の状態を示すHbA1C値が6.5%以上。その他ブドウ糖負荷試験、随時血糖値があります。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

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馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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