数十年来の気管支喘息を光線治療で治す 

 愛媛県松山市/53歳/女性

 20年ぐらい前から気管支喘息があり悩まされ続けておりました。また。アレルギー鼻炎もあり苦しい年月を過ごしてきました。症状が起こるたびに、漢方薬で一時的におさえておりました。ここ数年、軽度の喘息発作が頻繁に起こるようになってしまい、少し無理をして疲労が重なると、四季を問わず発作を繰り返すようになりました。昨年来、発作により眠れない日が続き、あまりにつらくて病院へ行き、薬を服用するようになりました。しかし、薬を飲まないで治したくて、光線治療を始めました。

 治療用カーボンは、5002-5002番を使用し、両足裏部、両足首部、両膝部、後頭部、左右咽喉部を中心に照射しました。照射時間は、両足裏部が15~20分間、他は5~10分間ずつ行いました。そして、アレルギー性鼻炎には、治療用カーボン3001-4008番で、眼・鼻部へ5~10分間照射しました。

 いつも夜中の2時頃に発作が起こり、ゼーゼー、ヒューヒュー鳴って眠れなく苦しんでいました。それが、光線治療を開始し、4回目で発作が起こらなくなったのです。光線6回目は、病院の薬を飲まなくとも、夜中に目が覚めずに熟睡できるようになりました。光線治療は毎日の日課として続けております。

 もう一つ驚いたことに、ビタミンB2不足による舌端の痛みなどの症状が、喘息の光線治療中に自然に治ってしまっていたのです。今後も健康管理のために治療を続けていこうと考えております。

[解説]この方の場合は、長い罹患期間にもかかわらず、驚くほど早い回復がみられましたが、通常、喘息治療には少なくとも2~3ヵ月の治療期間が必要です。よい治療をしても養生が悪いとなかなかよくなりません。規則正しい生活を心がけ、あせらずにゆっくりと治療を行うことが必要です。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

呼吸器の病気治療報告