不妊症 3

【治験例 3】

■不妊症

◆25歳/女性(身長 162㎝ 体重58kg)

◆症状の経過:22歳のとき結婚。1年後妊娠反応があったが胎児が育たず流産し、以後妊娠しなかった。産婦人科では卵巣、子宮の発育不全と診断されていた。ホルモン剤治療は、副作用が強く続けることができなかった。冷え症だが暑がりで、運動不足のため結婚後7kg太った。義母の紹介で当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療:3001-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、腰部、左右下腹部各10分間照射、腓腹筋部、両膝部、後頭部各5分間照射。両足裏部、両膝部、後頭部各5分間照射。両足裏部、腓腹筋部、両膝部、腰部集光器使用せず、左右下腹部、後頭部は1号集光器使用。

◆治療経過:自宅で光線治療を行った。治療2週間後になっても変化がみられず、左右咽喉部各5分間を追加し、治療器2台で治療した。以後、からだが温まり、2回あった夜間頻尿がなくなり朝まで熟睡できるようになった。治療3ヵ月後、基礎体温が正常になり、生理不順が解消した。治療4ヵ月後に妊娠が確認された。妊娠中も治療を継続し、つわりもなく胎児の発育も順調で予定日に元気な男児を出産した。

【治験例 4】

■不妊症

◆37歳/女性/高齢出産

◆症状の経過:30歳頃より子宮内膜症のため不正出血、月経痛、腹痛があり、婦人科で半年間ホルモン治療を受けた。35歳で結婚したが、子宮内膜症のため一度も妊娠の兆候はなかった。37歳のとき、子宮内膜症と不妊治療のため。当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療:3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部10分間、両足首部、両膝部、腰部、左右下腹部各5分間照射、両足裏部、両足首部、両膝部、腰部は集光器使用せず。左右下腹部、後頭部は各1号集光器使用、陰部は2号集光器使用。

◆治療経過:自宅で光線治療を行った。光線治療により、子宮内膜症による不正出血が少なくなり、腹痛が軽減してきた。生理時の痛みは強いが、痛みの持続時間が短くなった。光線療法だけを続け2年後に妊娠した。妊娠中も治療を継続し、無事、女児を出産した。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

不妊

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

婦人科の病気症例