鼻詰まり、後鼻漏、のどのイガイガが改善
【治験症例 5】
副鼻腔炎/55歳・女性・主婦
◆症状の経過
若いころから副鼻腔炎があり、20歳ごろ一時治療を受けていたが、その後はとくに症状が出なかった。
53歳ごろから、鼻詰まり、後鼻漏、咳、痰が多くなった。耳鼻科では副鼻腔炎の診断で、通院治療を受けていたがよくならず、親戚の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②各10分、腹部⑤(以上集光器使用せず)・後頭部③各5分間、鼻部⑯(以上1号集光器使用)10分間照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療を行った。元来体力がなく、冷え症で食は細く、体重は40~43kg前後であった。光線治療により足が温まって、よく眠れるようになった。
治療3ヵ月前後から、足の冷えがかなり楽になり、鼻詰まりや後鼻漏が減ってきた。治療半年後、咳や痰が減り、のどのイガイガ感も減った。
治療2年後の現在では、口呼吸にならないよう、鼻呼吸に心がけながら、光線治療は続けている。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著