消痒作用
可視総合光線は、皮膚病だけでなく、糖尿病、腎不全、肝臓病などによる痒みの緩和に働きます。肝臓や腎臓などの内臓疾患による痒みは、湿疹のように見た目の異常が表れません。
糖尿病を患っていて皮膚の乾燥痒みを感じた場合、糖尿病が関連している疑いがあります。血糖値が高いままの状態が続くと免疫機能が低下し細菌に感染しやすくなり、これによる肌のトラブルから皮膚掻痒が生じます。また糖尿病により血行が悪くなると皮膚に必要な栄養や酸素が不足し、乾燥や痒みを引き起こしやすくなります。
(財)光線研究所 (「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著)