腰、膝の痛みが軽快
加齢による筋力やバランス能力の衰えや骨密度の低下によって、転倒による骨折事故が多くなります。骨折などのケガによって入院を余儀なくされると、それにともなう認知症、持病の悪化などの危険性が高くなります。
歳は誰でもが取りますが、病気は皆がなるわけではなく、老化と病気は同じではありません。日頃から筋肉や骨を丈夫にしておくことが非常に大切です。老齢者の転倒事故は家の中で起こることが多いため、これを防ぐには家具や足元の電気コードなどのつまずきそうなものや、段差などに気を配ることと合わせて、自身の運動能力をなるべく衰えさせないようにしておく必要があります。可視総合光線療法は、筋力向上や骨の強化の作用があることが認められており、体に負荷をかけるトレーニングと合わせて行うことで、さらなる効果が期待できます。
大阪府/女性/90歳
昨年9月頃から、歩くと腰が重く、膝に痛みを感じるようになりました。3ヵ月あまりリハビリに通いましたが、いっこうにはかばかしくないので、治りたい一心で光線治療をはじめました。
(財)光線研究所に問い合わせて、症状にあった治療法を教えていただきました。治療用カーボン3001番と4008番を合わせ、両足裏部、両膝部、腰部と患部をそれぞれ10~15分間照射するとよいということでしたので、そのとおり自宅で治療を始めました。
光線治療を始めてから2ヵ月ほどで、痛みが和らぎました。しかし、まだ立ったり座ったりするときに少し膝が痛み、階段の昇降も今一歩という感じです。それでもうれしくて、また、いくらかでも老化防止になればという思いもあって毎日治療を続けました。そして8ヵ月近く立った現在では、ほとんど正常といえるほどに快復。階段の昇降にも苦痛がなくなりました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著