パーキンソン病による歩行困難が大幅に改善
【治験症例 1】
パーキンソン病
51歳・女性・主婦/身長148cm・体重52kg
◆症状の経過
45歳前後から足の動きが悪く、足を滑らせるような歩き方であった。51歳の夏ごろ、手の震えが起こり、動きも悪くなったため、病院に入院、精密検査を受けた結果、パーキンソン病と診断され、投薬を続けた。
退院後は両腕に強い痛みが出て、不眠にもなった。もともとうつ傾向があり、不安感で外出することが少なかった。知人より、痛みには光線療法がよいと聞いて、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線療法
治療用カーボンは3002-5000番を使用、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腹部⑥・後頭部③・前額部⑮は各5分間、左右用腕部は各10分間照射。⑦①②⑤⑥・左右上w軟部は集光器使用せず、③は1号集光器使用、⑮は2号集光器使用。
◆治療の経過
自宅で光線治療器を毎日2回行った。腕の痛みは徐々に軽減し、睡眠導入剤を飲まずによく眠れるようになった。光線治療3カ月で足の動きが改善し、歩きやすくなった。不安感も徐々に少なくなり、ひとりでも外出が可能になり、犬の散歩をするのも、夫に頼んでいた買い物も毎日ひとりでできるようになった。
光線治療半年後には、骨量も78%から82%と増加が見られた。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著