可視総合光線療法で腎機能低下が抑えられた症例 3

76歳 男性 会社役員 166㎝ 770㎏

30歳代から高血圧や肥満があったが放置していた。60歳の頃人間ドッグで腎機能が30%位と指摘されたが、これも放置していた。70歳時にクレアチニンが4.0となり、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、光線治療を開始。光線治療器は若い頃にマッサージの先生に勧められて購入していたがあまり使っていなかった。

治療用カーボンは3002-5000番を使用。照射部位は⑦①・背正中部㉘各10分間。②⑤⑥③各5分間照射。⑦①②⑤⑥以上集光器使用せず。㉘③以上集光器使用。

数年は光線治療を続けてクレアチニンの上昇が抑えられていたが、1年ほど光線照射を休んだ73歳時にクレアチニンが4.5に上昇し、病院で透析の準備を勧められた。透析はやりたくないため透析を最大限延ばしてくれる病院を探し、食事療法を厳格に行い(タンパク質20g/日、塩分5g以下)、光線治療も治療用カーボン1000-3002番に変更してしっかり行うようにした。その後一時クレアチニンが3.5まで下がり、病院の担当医から「常識では考えられない」と言われ。75歳時、食道ガンが見つかり手術を受けた。「術後透析は免がれないだろうと」と言われていたが、クレアチニンの上昇は最大で5.0に抑えられ透析せずに様子をみることになった。現在76歳でクレアチニンは4.5~5.0位で推移している。まだ透析にならないのは、食事療法と光線療法によるものと考えられる。

光線研究 第644号 令和6年6月1日発行 一般財団法人 光線研究所発行

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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