シェーグレン症候群に対する可視総合光線療法 4

 シェ―グレン症候群、肺線維症、直腸ガン術後 

 79歳 女性 主婦

 60歳頃より咳込むことがあった。70歳時、肺肺線維症と診断。同時にシェーグレン症候群、ドライアイ、耳下腺腫と診断され点眼薬、人工唾液使っていたが、2つの病気があり不安であった。70歳時、友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診、その後直腸ガンの手術。

 治療カーボン3001-4008番を使用、直腸ガン術後は1000-4008番を使用。⑦⑫各10分間、①②⑤⑥④㉓㉔⑯各5分間照射、耳下腺腫脹㊴に10分間照射。

 自宅で毎日、光線治療を行う。1ヵ月後、夜間の咳、息苦しさが減った。半年後、下血あり直腸ガンで手術。光線治療をしていたので術後の回復は早かった。寒い日は咳が出ていた。シェーグレン症候群は人工唾液と光線治療で体調は良好。ガン術後は1000-4008番に変更し、⑦20分間、②⑤⑥㉓㉔⑫㊴④各5分間、3001-5000番で⑯5分間照射。治療1年後、直腸ガンによる便失禁はなくなった。治療3年後、耳下腺腫脹は消失し唾液が時々急に出るようになった。光線治療6年後、シェーグレン症候群は眼、口の渇きが以前より良くなる。治療9年後の現在、手足の冷えがあるんで⑦①各20分間と長めに照射し、眼、口の渇きが落ち着いている。

 光線研究 第642号 令和6年2月1日 発行(一般財団法人 光線研究所)

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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