心不全とその症状に対する可視総合光線療法 5

■可視総合光線療法

 本光線療法は光や温熱エネルギーを連続スペクトルの光線で補充し血行不良改善に寄与します。心機能低下で血行不良を呈する心臓病、心不全などでは第一に血行状態の改善が重要な対策です。血行不良は下肢のような末梢ほど著明で、光線療法ではまず両足裏部を温めることから始めます。足裏部が温まってくると心臓の負担が軽減され、息切れ、動悸などが少なくなり、腎機能も改善して尿量が増加し、本療法の利尿作用でむくみが減ってきます。血行改善で自律神経が安定し、食欲、便通、睡眠が良好になります。心不全は病院治療が基本的治療で、本療法は病院治療に併用しますが、特に心不全患者は退院後の日常復帰が大切になります。再発予防や生活の質向上による予後改善は、この先長く続く人生を考えれば大変重要となります。日光浴や本療法で産生されるビタミンDは不足すると心機能を低下させるので、日頃からビタミンD不足にならないよう光線治療を定期的に継続することが大切で、ビタミンDの充足は体力維持にもなります。また予後改善には、カルシウム・ビタミンD不足、蛋白質不足、塩分過多などを予防するため食事に気をつけ、病状に合わせた運動などの日常生活にも配慮が必要となります。

『光線研究 第635号』令和4年12月1日発行 一般社団法人 光線研究所

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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