後脛骨筋機能不全術後の回復が早く登山も回復できた

 栃木県 70歳 女性 〇林 〇代様

 光線治療との出会いは約10年前です。娘が婦人科の病気で近所の鍼灸院にかかった時に光線治療をしてもらいました。とても効果があったので自宅用に治療器を用意したのがきっかけでした。私も膝の痛みで時々光線治療をしていました。

 私の趣味は若いころから始めた登山です。育児で忙しい時期は中断していましたが、50歳からまた再開しました。光線治療の効果もあって膝の痛みとうまく付き合いながら年間40~50回の登山を楽しんでいました。

 しかし、1年半前から右足の内くるぶしとアキレス腱の周辺が痛み始め病院を受診しました。結果「後脛骨筋機能不全」と診断されました。病院から装具の着用はみられず痛みは徐々に強くなる一方でした。大好きな登山が出来なくなり、今後登山の無い人生を送るのかと思うと耐えられないと主治医に相談すると、手術を勧められました。主治医には「手術すれば良くなりますよ」と言われました。しかし、いざ手術となると、とても不安になってしまいました。術後の経過が良くなればと光線治療を思い出し、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。貴所で教えてもらった照射方法で自宅で毎日治療しました。術後暫くの間は痛みを覚悟していましたが、手術翌日には痛みは嘘のように和らぎ助かりました。2週間後に退院しましたが、右足首の内側と外側、アキレス腱のむくみがとれず、再度貴所に相談しました。1号集光器を使用し患部に使照射することを教えていただきました。また治療回数を増やし1日2回にしたところ、目に見えて腫れが引いていきました。一度も休まず150日間のリハビリを終える頃には理学療法士の方に「回復がとても早かったですね」と褒められました。手術時に入れたボルトはそのままですが、傷痕の見た目はきれいで主治医から登山の許可も出たので少しずつ再開していきます。光線治療の威力には大変驚いています。また大好きな登山が出来ることを心から感謝しております。

◆光線治療

 治療用カーボン3001-4008番を使用、両足裏部⑦・両膝部②・右足首部・右アキレス腱部(以上集光器使用せず)各10分間照射。手術をして退院後に右くるぶし内側と外側(1号集光器使用)各10分間追加照射。

『光線研究 第632号』令和4年6月1日 一般社団法人 光線研究所発行

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

上肢と下肢の痛み・しびれ・腫れ整形外科系治療報告