大きな子宮筋腫が手術せずにすんだ

 東京都/76歳・女性・主婦

 43歳を迎えたころ、生理時の出血量が以前より多くなり、生理前後には顔のむくみが気になるようになりました。その症状はずっと続いていましたが、日々の生活が忙しいこともあり、2年間ほどはそのまま放置して過ごしていました。 

 45歳のとき、突然不正出血があり、いよいよ不安になったので、婦人科を受診しました。エコー検査で握りこぶし大の子宮筋腫が見つかりました。病院の先生には、「こんなに大きくなるまで、よく放置していたね」と言われました。

 そして、子宮の摘出手術を勧められましたが、全摘出手術に対して「どうしても気が進まない」という気持ちを伝えました。すると、「もうじき閉経を迎えるので、日常生活に困るような腹痛や腰痛が出たり、生理量が増えて貧血になったり、子宮筋腫が大きくならなければ、定期検査をしながら、しばらく様子を見ましょう」と言われました。

 とりあえずは経過観察となりましたが、子宮筋腫の手術はしたくありません。何ができることはないかと悩んでいたところ、友人から光線治療を勧められました。婦人科で診察を受けた翌日、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。貴所での診察のあと、初めての光線治療を受けました。とても気持ちの部位と所要時間が書かれていましたので、自宅用に光線治療を用意して、ほぼ毎日治療を行いました。

 光線治療をすると、からだ全体が温まり、とても気持ちがよく、熟睡できるようになりました。生理時の出血時の出血量に大きな変化はありませんでしたが、顔のむくみが2~3カ月目からほとんど気にならなくなりました。 

 それから5年後、50歳になって閉経を迎えるまで、子宮筋腫は大きくなることもなく、自覚症状は何も出ませんでした。婦人科の先生から、「閉経したので、もう手術はしなくてよいでしょう」と言われて、とてもうれしかったのを覚えています。その後も光線治療を続けたお陰で、子宮筋腫はとくに変化はなく、元気に過ごしています。

 握りこぶし大の子宮筋腫を手術せずにすんで、体調もよくなったことは、何より光線治療のお陰だと感謝しています。ありがとうございました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥・左右下腹部㉓㉔・後頭部③を各5~10分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、㉓㉔③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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