膵石・膵管内乳頭粘液性腫瘍術後が順調 

 兵庫県/59歳・女性・地方公務員(153cm、59kg)

 私は長年、市の選挙管理委員会で働いています。1年前、選挙前でとても忙しい日が続いていましたが、ある日突然、みぞおちと背中に激しい痛みを感じました。がまんできそうになく、職場を早退して、そのまま病院へ行きました。

 検査の結果、膵臓の中央部に2.5cmほどの影が認められ、その下に2mmほどの膵石があると言われました。「その痛みは膵石のせいでしょう」と言われ、後日、改めて精密検査を受けました。

 以前、仕事のストレスから眼底出血と円形脱毛症になったとき、それを光線治療で治しましたが、今回も疲れやストレスが原因だと思いました。 

 そこで、治療用カーボン3001-4008番を使用して、痛い上腹部⑪と背正中部㉘を各30分間、光線照射したところ、痛みが軽くなりました。 

 しかし、病院で説明を受けたMRI検査と血液検査の結果では、膵臓中央部の影は3.5cmになっており、アミラーゼ値(血中に含まれる消化酵素の値。基準値40~132IU/ℓ)が6000IU/ℓもあり、膵管内乳頭粘液性腫瘍(膵管内にできたポリープから粘液がたくさんつくられて、いろいろな部位の膵管が拡張する病気)ということでした。

 診察の結果、1ヵ月後に手術を受けることになりました。手術までに少しでも状態をよくしようと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)にご相談しました。貴所の先生からは、「からだの冷えを改善させることと、睡眠時間をしっかりとること」とアドバイスをいただき、治療法を教えていただきました。

 早速、自宅で光線治療を開始しました。1日2回照射した日もありました。すると、入院前には冷えもなくなり、入院時の検査ではアミラーゼが3000IU/ℓまで下がっていました。

 ガンの手術後は、退院まで2カ月かかりました。しかし、手術後の経過は順調で、薬も出されず、食事制限もありませんでした。退院してからは、毎日光線治療をしています。手術から6ヵ月後の検査ではアミラーゼ値も正常になり、主治医には「非常に順調な回復」と言われました。

 手術後はかなりやせましたが、最近は食欲が出てきて、10kgも太ってしまい、主治医からは内臓はどこにも悪いところはありませんが、体重の管理は注意するようにと言われました。

 光線治療のお陰で、とても順調に回復することができました。ありがとうございました。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・上腹部⑪・背正中部㉘を各10~15分間照射、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、⑪㉘③は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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